ハーフバースデーはいつやる?何をする?準備と注意点
「1/2」の飾りに、豪華な離乳食プレート。
SNSで見かけるたび、うちもやらなきゃと思ってしまいます。でも、決まりごとは何もありません。
さきにお伝えしたいこと
- 決まりごとはありません。やらなくても、簡単でも大丈夫です
- 日にちは生後6ヶ月の記念日あたり。前後の週末で十分です
- 離乳食プレートは、食べられる食材だけで。無理に見栄えを追わないこと
ハーフバースデーって、何の日?
生後6ヶ月をお祝いする日——というのが、いま日本で広まっている意味です。
もともとはアメリカやイギリスの習慣だったといわれています。 夏休みなど長い休みのあいだに誕生日が来る子は、学校の友達に祝ってもらえません。 そこで半年ずらして学校でお祝いする——それが本来のハーフバースデーです。
日本に入ってくるときに意味が変わり、 「赤ちゃんの生後6ヶ月をお祝いする日」として広まりました。
由来について、正直なところ
この由来は多くのサイトで説明されていますが、 いつ誰が日本に持ち込んだのか、はっきりした記録は見あたりません。 国が定めた行事でも、昔からの伝統行事でもありません。
裏を返せば、「こうしなければいけない」という決まりが何もないということです。 お宮参りや初節句のような作法はありません。安心してください。
いつやるのがいい?
目安は生後6ヶ月の記念日です。 4月10日生まれのお子さまなら、10月10日ということになります。
とはいえ、その日が平日だったり、体調がすぐれなかったりします。 前後の週末で十分です。1〜2週間ずれても、何の問題もありません。
むしろ、少しあとのほうが撮りやすいこともあります
ハーフバースデーの飾り付けや写真では、 おすわりした姿を残したいと考える方が多くいらっしゃいます。
ところが、こども家庭庁の「令和5年乳幼児身体発育調査」によると、 おうちの方の9割以上が「できる」と答えた月齢は次のとおりです。 (昭和25年から10年ごとに続いている全国調査。2024年12月公表)
| できること | 9割を超える月齢 |
|---|---|
| ねがえり | 生後6〜7ヶ月未満 |
| ひとりすわり | 生後9〜10ヶ月未満 |
| はいはい | 生後10〜11ヶ月未満 |
つまり生後6ヶ月ちょうどでは、まだひとりで座れない赤ちゃんのほうが多いのです。 座れないことを心配される必要はまったくありません。それがふつうです。
写真を撮るなら、生後6〜8ヶ月ごろまで幅をもたせて考えると、 お子さまの様子に合わせやすくなります。 ねんねの姿もこの時期にしか残せませんから、早いほうが良い・遅いほうが良い、という話でもありません。
何をするの?
よくおこなわれているのは、次の5つです。 全部やる必要はありません。ひとつでも十分です。
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飾り付けをして写真を撮る
壁に「1/2」の文字やガーランドを貼るのがよく見られます。 100円ショップの材料でも、切って貼るだけで形になります。 白い壁の前が、いちばん写真がきれいに写ります。
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離乳食プレートを作る
お祝いの一皿を用意して、記念に写真を撮ります。 ただし食材には注意が必要です(次の項で詳しく)。
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手形・足形をとる
あとから見返して、いちばん「小さかった」と実感するのがこれです。 インクを使わず、粘土やスタンプ台で押せるキットも市販されています。
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寝相アート・月齢カード
ねんねのまま、まわりに小物を並べて撮ります。 まだ動きが少ない時期だからこそ撮れるのがこれです。 はいはいが始まると、途端に難しくなります。
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写真館で撮る
衣装や背景を用意しなくてよいぶん、当日の負担は軽くなります。 おうちで撮るのと、どちらが良いということはありません。
離乳食プレートの、いちばんの注意点
ハーフバースデーで最も相談が多いのがこれです。 写真映えする豪華なプレートを見て、「うちは作れない」と落ち込んでしまう方がいらっしゃいます。
その必要はありません。理由は、月齢に対して食べられるものが限られているからです。
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」より
- 離乳の開始は生後5、6か月頃が適当とされています
- 離乳の開始とは「なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時」のこと
- 開始後ほぼ1か月間は、離乳食は1日1回。この時期は「飲み込むこと、舌ざわりや味に慣れること」が主目的
- 1日2回にしていくのは開始から1か月を過ぎた頃から
つまり生後6ヶ月の時点では、離乳食を始めたばかり、あるいはまだ始めていないお子さまが多いということです。 食べられる食材の種類も、量も、まだごくわずかです。
プレートを作るときの目安
すでに食べたことがある食材だけで組み立ててください。 記念日だからと初めての食材を出すのは避けます。 万一アレルギー症状が出たとき、病院が開いている平日の日中でないと困るためです。
見栄えが足りないと感じたら、お皿・ランチョンマット・まわりの飾りでおぎなえます。 食べ物の量を増やす必要はありません。
よくうかがう、ご心配
私たちがふだんお聞きするお声のなかから、とくに多いものを挙げます。
生後6ヶ月ちょうどにできませんでした
まったく問題ありません。決まった日にちのある行事ではありません。
お宮参りや初節句と違い、いつまでにという定めはありません。 1ヶ月遅れても、生後8ヶ月になってからでも、お祝いはお祝いです。
上の子のときはやりませんでした
ハーフバースデーが日本で広まったのは比較的最近のことです。 上のお子さまのときに知らなかった、という方はとても多くいらっしゃいます。
気になる場合は、ごきょうだい一緒の写真を残す形にすると、 下の子だけ特別、という感じになりません。
お金をかけないとだめですか
いいえ。何もしなくても構いません。
「その日にどんな様子だったか」が残っていれば、それが記録になります。 飾り付けのないふだんのスマホ写真でも、日付が入っていれば十分です。
あとから見返して価値が出るのは、豪華さではなく「その月齢の顔と体つき」のほうです。
まだおすわりができません
上の表のとおり、ひとりすわりが9割を超えるのは生後9〜10ヶ月未満です。 生後6ヶ月でできないのは、まったくふつうのことです。
ねんねやうつ伏せの姿でお撮りすれば大丈夫です。 むしろ、ねんねの写真はこの時期を過ぎると撮れなくなります。
当日、泣いてしまいそうです
生後6ヶ月ごろは、ちょうど人見知りが始まる時期と重なります。 泣いてしまうのは自然なことです。
急がず、慣れる時間をとることがいちばんの近道です。 人見知りについては、別のコラムで詳しくまとめています。
当日までに、しておくと楽なこと
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2週間前:日にちを決める
生後6ヶ月の記念日か、その前後の週末。 予防接種の翌日は避けておくと安心です。
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1週間前:食材を試しておく
プレートを作るなら、使う食材を平日の日中に一度食べさせておきます。 当日が初めて、という状態を避けるためです。
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前日:飾りを貼っておく
当日の朝はたいてい慌ただしくなります。 貼るものは前日に済ませておくと、当日はお子さまの様子だけ見ていられます。
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当日:機嫌のいい時間に
起きてしばらく経った、お腹も満たされている時間がおすすめです。 ぐずったら、いったんやめて別の日にしても構いません。
まとめ
- ハーフバースデーは決まりごとのない、新しい行事です
- 日にちは生後6ヶ月の記念日あたり。前後の週末で十分
- 生後6ヶ月ではひとりで座れない赤ちゃんのほうが多い。心配いりません
- 離乳食プレートは食べたことのある食材だけ。見栄えは食器と飾りでおぎなう
- 初めての食材を出すなら病院が開いている平日の日中に
- 何もしなくても大丈夫です。その日の顔が残れば、それが記録になります